三田市にある「ワークサポートにじいろ」。こちらの施設では、障がいをお持ちの20代~60代の方々が活躍する就労支援施設です。”みんなそれぞれ、個性という色を持っている”という意味合いで付けられた「にじいろ」という施設名。その名の通り、就労を目指す方・仲間と仕事ができることを楽しみにしている方・細かい作業が好きな方など、沢山の方が活躍しています。今回こちらの施設で働く職員の方を募集。どういった施設なのか取材をしてきました!

三田駅を背にして、キッピーモールの東側”三田駅前線”を真っ直ぐ南に進みます。

相生橋を越えて少し行くと、右手に「ワークサポートにじいろ」の看板が見えます。三田駅からは徒歩5分ほどのところにあります。

「ワークサポートにじいろ」ってどんなところ?

にじいろ施設内写真

「ワークサポートにじいろ」。こちらの場所では障がいを持っている方がお仕事をしています。仕事内容はリユースショップの運営・ネット販売など!商品となる服やぬいぐるみの検品や、パソコンでの在庫管理など様々です。利用者さんに合わせた仕事内容を振り分け、皆でお仕事を運営しています。

職員のお仕事は利用者さんのサポートなど

にじいろ/看板

木曜・金曜は「ワークサポートにじいろ」さんの事務所内でリユースショップを開店しています。他にも、障害者施設や市役所・イベントに出店することもあるそう。古着などのリユース品だけでなく、利用者さんが作ったハンドメイド作品を販売することも!職員の方には、利用者さんへの仕事の振り分けや、お仕事のサポート、送迎等をお願いしています。具体的に一日の流れを教えていただきました!

一日の流れ/送迎ありの場合

9:00 出勤。利用者さんを自宅までお迎えに行きます。

9:30 事業所スタート。朝礼してラジオ体操・作業開始。主に利用者さんが行なう作業のお手伝い・作業の準備をします。ご自身の担当の利用者さんを見ながら援助をします。職員1人あたり3~4人を見ることがあります。

12:00 休憩

13:00~仕事の準備をしたり、午後の仕事で使う材料を運んだりします。午後は午前中とは違ったお仕事をすることが多いです。パソコンが得意な方・軽作業が得意な方等、利用者さんに合わせたお仕事をお願いしています。家へ送る前に、ご自宅に渡す連絡帳も書いています。

15:30 送迎。利用者さんを自宅まで送ります。

16:30 事業所へ戻り、支援記録(利用者さんの様子)を記入します。

17:00 退勤。

1人1人に寄り添った指導を

にじいろハンドメイド作品
手作りのハンドメイド作品

作業はほぼ利用者さんが1人でやっています。職員の方には、その人のレベルに合わせた作業の提供を考えてもらったり、「この方にはこういったお仕事が合うかな」ということを提案してもらいます。また仕事の補助や、できないところを手伝ってもらうところ等のお仕事もお願いしています。日常生活ができる利用者さんがほとんどですので、お仕事の補助をお願いします。

アットホームな雰囲気で温かい環境

にじいろ作業写真

アットホームで楽しい雰囲気が漂う「ワークサポートにじいろ」。利用者さんと和気あいあいとお仕事しています。就労支援の施設の中には、喋らずに黙々と作業をするように促すところもあるそう。ですが「ワークサポートにじいろ」では、仕事中も和やかに作業しています。その意図をお伺いしました。

にじいろ施設内写真
担当の方

「誰だって失敗は成功のもとです。なのでなるべく萎縮しないような雰囲気は大切にしています。一緒に働く職員さんも同じように、できなくても怒らず、できたところは少しでも褒めて。達成感をもって、少しずつステップアップしていってもらいたいと思っています。」

少しずつ成長していけるよう支援

にじいろ作業写真

中には作業がやりたくなくて、泣く方もいらっしゃるそう。ですが「ワークサポートにじいろ」では、”ここまで頑張ろう””これだったらできる?”と利用者さんに合わせた作業提供を大切にしています。色々な人が集う事業所を”居場所”のように感じ、少しずつ仕事を身に付け、できることが増えていって欲しいという思いを大切にしているんですね。

「ワークサポートにじいろ」でのやりがい

にじいろハンドメイド作品

敬語が分からずタメ口の方が、日々の積み重ねで敬語を使えるようになる。来所が苦手だったが、仕事を覚えたら仕事が早く活躍出来た。など、利用者さんができるようになることを間近で見られることがやりがいだそう。ハンドメイド作品も、イメージを頭の中に作って、それを実際に作成できるスキルを持っている方もいるのだとか。斬新な想像力に驚いたり、1人1人の個性に気が付くことが面白い、と担当者の方はおっしゃいます。

にじいろ施設内写真
担当の方

「利用者さんに寄り添って、理解をしようと努めてくれる方は大歓迎です。ぜひご応募してくださいね。」

編集室ライター
編集室スタッフ

担当の方のお話を聞き、利用者さんの心に寄り添おうとする姿勢の温かさを感じました。利用者さんだけでなく、スタッフ同士も温かいコミュニケーションが通っていて、居心地の良さも感じました。ぜひご一緒に働いてみませんか?