三田市でグランピングをすると、街からも近く、自然も豊かで、気軽にアウトドアを楽しめると感じる方も多いのではないでしょうか。
街の便利さと、自然の豊かさ両方が叶えられるのは確かですが、やっぱり持っていった方が良い便利グッズや、グランピングをさらに楽しめるアイテムは揃えておきたいですよね。
また、季節によっては「準備不足だったなー」と、少し後悔することもあるので、事前に持ち物をイメージしておくことは必須ですよ。
今回は、いたれりつくせりのグランピングで、さらに持ち寄ると楽しさを底上げしてくれるようなアイテムをご紹介していきます。
もちろん、施設にあるものを使っても十分楽しめますが、自分ならではの楽しみ方も加えると、充実度がまったく違ってきますよ。
それではいってみましょう。
三田グランピング充実度 初心者編 「快適寝具」
グランピングを含め、アウトドアで必須とも言って良いこと!それは「ぐっすり眠れる環境づくり」です。
日中も主に外で過ごし、次の日もほぼ外で過ごしながら、休みがあければ仕事や学校が待っている・・・。そういう方が多いと思いますが、疲れを残さず楽しむためには、気持ちよく眠れることが必須です。
ホテルであれば設備が整っており、気持ちよく眠れるつくりになっていますが(ビジネスホテルは違うかも知れませんが)、アウトドアで重視されていることは、いかに外で過ごす環境やバーベキューなどでの食事を楽しめるかどうかです。
つまり、ある程度は自分で寝床をカスタマイズしなければ、なかなか寝付けず、眠れてもあちこち痛みを感じたり、最悪な場合「1~2時間程度しか寝れなかった」という結果になることも十分ありえる話です。
かくいう筆者も、トレーラーハウスで1時間しか眠れず、次の日は姪っ子たちと暑さの中、山を散策するという強行スケジュールをおこなった一人で、アウトドアを楽しむということは、いかにぐっすり眠れる環境を作るかが重要であると身をもって体験した一人です。
もちろん、どこでも眠れる自信のある方はまったく問題ありませんが、ここでご紹介するアイテムを使って、さらに安心してゆったり眠れる環境が作れれば怖いものなしですよね。
では順番におすすめグッズをご紹介していきましょう。
(1)自分のお気に入り寝具を持ち込む
もしかしたら、施設の寝具の匂いや肌触りが気に入らない場合もあります。それ以前に、自分がいつも使っている寝具がそばにあるだけで、眠りに入りやすくなることも多いので、かさばらない寝具をひとつ持ち込むと睡眠の手助けになるかもしれませんよ。
(2)暖房器具や、それに代わるものを持ち込む
夜になって意外と気になるのが冷暖房です。
たいていの施設では設置されていますが、夜の間中つけて寝るか否かは悩むところです。
冷暖房をつけて寝ると肌や喉が乾燥し、翌朝起きると「風邪気味になっていた」などは絶対さけたいですよね。
筆者の甥っ子は、冷房をつけたくないので、窓を開たまま寝たことで翌朝しっかり風邪をひいていました。そして、次の日に38度の熱が出るという大惨事に・・・。
なのでおすすめは、冬であれば、ブランケットなどあったかいものや、ゆたんぽ、小型の暖房(コンセントがあるかどうかは要チェック)などを持ちこんだり、夏であればひんやりシートや、小さめ扇風機などを用意すると良いでしょう。
とくに寒暖差などは要チェックで、自然の中は夜になるとかなり冷え込むことも多いので、時間ごとの気温をチェックしておくと手堅いですよね。
三田市のアウトドア天気予報には、気温も時間ごとに記載があるのでぜひチェックしてみてください。
(3)アイマスクや保湿マスクを用意する
「真っ暗でなければ寝られない!」という人だけに必須と思われがちなアイマスクですが、外で寝ると、意外と光で目を覚すことも多いですよね。
寝ている最中にふと目が覚めて、そこから全く寝れなくなったという残念な経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
眠りが浅くなったタイミングで、不意に光が入ることで覚醒してしまうことはよくあることです。
それをさけるためにも、アイマスクはおすすめです。
同時に、寝ている間の空調での喉の渇きを防ぐために、保湿マスクを用意しておくこともおすすめですよ。
知らない間に口呼吸になっていて、外気の冷たい空気を吸い込んでしまうことで、目が覚めると喉が痛くなっている・・・なんてことは、ありうることです。
これらを用意しておけば、顔まわりは安心ではないでしょうか。
(4)重ね着ができるパジャマを用意する
冷暖房が設置されていると聞くと、ついつい適当に用意してしまうのがパジャマです。
ですが、この中で一番重要といっても過言ではありません。
例えば、ちょっと寒いだけやちょっと暑いだけを細かく調節できるのがパジャマです。
足首をあっためるだけで、暖房をつける必要がない場合や、暑いと思っていたら夜に冷え込んできた!!という事態を解決する場合にも、腹巻や一枚の羽織で簡単に解決できます。
ですので、パジャマの上に羽織れるものや、中に一枚着れる薄手のTシャツ、2枚ばきできる靴下など、夜の気温に合わせて脱いだり着たりできるものがあれば、体温調節はしやすいのではないでしょうか。
特に三田市の自然の中は思っているよりも朝晩の寒暖差が大きく、夜の気温が低くなる傾向があります。
普段住んでいる街中エリアより、2~3度寒くなることを意識してパジャマを用意すると安心ですよ。
以上4つが、快適寝具のご紹介でした。室内とは違い、あくまで外であることと、気温は予想がしにくいことを考え、ぜひとも充実した睡眠時間をおくれるよう、手厚く用意してみてくださいね。
続いては、日中にこだわった過ごし方をしたい方のための、おすすめ持ち寄りアイテムをご紹介していきますよ。
三田グランピング充実度 中級編 「調理器具」
誰もが関心大なのが、調理器具ではないでしょうかーー!?
やはり、アウトドアといえば美味しい食事ですよね!
施設を利用する場合は、その施設で提供される器具や食材があるので満足してしまいそうですが、プラス自分のお気に入りのドリンクが飲めたり、おすすめの食事をシェアできれば満足度はいっそう高まります。
なにより、グランピングであっても、一度体験することでアウトドアレベルを上げていきたいですよね。
外での食事をより快適に美味しくできるスキルを、一度の体験でひとつでも上げることができれば、また次のアウトドアをワンランクレベルアップして楽しむことができます。
そう考えると、グランピング=楽。だけでなく、何かこだわりをみつけられる体験と感じると、楽しめる幅がひろがるのではないでしょうか!
そんな、こだわりの調理器具も、全部揃える必要はないので、まずはひとつ選んで試してみよう!という軽い気持ちで選んでみると楽しみが倍増しますよ。
持ち込む前に、施設によっては持ち込み費用がかかったり、持ち込むことができないところもあるので、チェックしておいてくださいね。
では、おすすめ持ち込み調理器具をご紹介していきましょう!
(1)コーヒーメーカー
一番おすすめをしたいのが、朝起きたときの外で飲む一杯のコーヒーです。
澄んだ空気の中で飲むコーヒーは、家で飲むものより一際おいしく味わい深いものです。
それに、焚き火があると視覚的にも至福の時間となることは間違いありません。
ぜひとも焚き火を見ながらのコーヒーを試していただきたいものです。
焚き火を使ってコーヒーを淹れるのが面倒な方におすすめなのが「oceanrich Plus」という商品です。
サイズはなんと手のひらサイズでコードレス。新品の電池2本で、約200回使用が可能です。
お湯を注げば自動でハンドドリップしてくれるので、とっても手軽に美味しいコーヒーを飲むことができるです。
もし、焚き火の火を使ってコーヒーを淹れたいという方には、ヤカンで煮出して飲むレンメルコーヒーがおすすめ。
スウェーデンでは、山仕事や猟師など野外で仕事をする人たちが、18世紀頃に飲んでいたコーヒーの淹れ方だそうです。
レンメルコーヒーのオリジナルケトルは、焚き火で使いこなせば使いこなすほど、味わい豊かな見た目にもなるので、アウトドアアイテムとして持ち込むとアウトドアのこなれ感がすごいですよね。
(利用する施設によっては制限がある場合もあるので、焚き火でお湯を沸かせるか、焚き火がついているかなどを確認してくださいね)
ハンドドリップの飲み方と、焚き火で煮出す飲み方、どちらが魅力的に感じましたか?
一度試してみてくださいね。
(2)ホットサンドメーカー
キャンプの朝ごはんといえば、やっぱり美味しいパンが食べたいですよね!
施設によっては、食材を用意してくれているところも多いですが、こだわって美味しいパンが食べたい方や、BLTサンドを作りたい方に大変おすすめ。
しかも、ガスコンロで使えるタイプのものを購入すれば、自宅での休みの日の朝でも美味しいパンが焼けちゃいます。
筆者も、ホットサンドーメーカーで朝ごはんをふるまいましたが、子供達に大好評。
焚き火で焼くのも良かったのですが、複数人分作るには時間がかかりすぎるため、結局ガスコンロで作りました・・・。
そういう意味では、どちらも使える器具を買っておくと安心ですよね!
ここでは、ガスコンロでも使えるおすすめホットサンドメーカーをご紹介していきましょう。
BUNDOK
外はカリカリ、中はジューシーに焼き上がるフライパンとしても使えるホットサンドプレートです。
特におすすめなのが分離できること。洗いやすさもそうですが、両方をフライパンとして使えるので非常に便利です。
ガス火もOKなので、休みの日の朝食でも活躍しますよ。
LOGOS ホットサンドパン-BA
取ってが取れるのでコンパクトに持ち運びがしやすいのと、焼くとくっきりうかびあがるLOGOSのロゴが良いですね(笑)
耳あり、耳など、どちらのパンでも焼けますし、お値段も良心的です。
いかがでしたか?食べ物や飲み物は重要ですよね。
では続いてはいよいよ、日中も最高に過ごせるのに必須なアイテムをご紹介しますよ。
三田グランピング充実度 上級者編 「屋外用のイスや敷物」
グランピング施設の多くが設置されている椅子やソファですが、屋外で長時間過ごすとなると案外負担となるのが、腰や背中です・・・。
ゆったり過ごしたいものの、座りやすいソファなどは屋内にあるため、外は木の椅子のみ・・・だと、長時間過ごすにはしんどいですよね。
そこで、折りたたみ式の椅子や、芝生に寝転がれる敷物を持参すると、グッと快適に過ごしやすくなるのでおすすめです。
とくに、敷物は厚手のものを用意すると、小石や砂を意識せずに寝転べたり、土の冷たさが伝わりにくいので長時間座っても腰やお尻が痛くならずにすみますよ。
椅子はやはり、座り心地の良いものを選びたいですよね。
ここでいくつかおすすめの椅子をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ogawa ツーアングルチェアL
頭まですっぽり預けられるので長時間座っても疲れにくいだけでなく、リクライニングも可能です。
コンパクトで持ち運びも設置も簡単。外でのお昼寝に使っている人もいるくらい最強のアイテムですね。
DOD スワルスエックス
ハンモックのような座り心地で安定感抜群。座るをメインに考えるならスワルスエックスがおすすめ。
ハンモックのようなというと、長時間座ると疲れそうなイメージもありますが、実際に座ると今までの椅子はなんだったのか?と思うほど、ハンモック感が包み込んでくれますよ。
snow peak ローチェア30
ただどっしり座るだけでなく、食事や作業がしやすいのに座りやすいのがこの椅子です。
自宅や会議で使っている方も多いとのことで、座り心地にこだわっているのがわかります。
竹集成材を使用していて見た目も美しいですね。座るって大切なんだなと思ってしまいますよ。
もちろん、いきなり価格帯の高いものから揃える必要はまったくないですし、多くのアウトドア経験者は、安いものから高いものを買い揃えた時にその良さに気づくようで、慣れてきたころに物足りなさを感じたタイミングで高価なものにシフトするのが、賢い揃え方なのかもしれません。
いきなり、良いものを買った方が効率的と感じるかも知れませんが、意外に自分にとってはそこまで重要ではないアイテムもあるため、全部良いものから買い揃えるよりは、徐々に増やしていくつもりで楽む方法をおすすめしますよ。
ところで、やっぱり1日外で過ごすと疲れてしまったり、疲れていないと思っていたら、次の日に疲れがドッとでてしまったという方のために、三田には日帰り温泉施設がたくさんあるので、ぜひ体を休める時間をとることもおすすめしますよ!
まとめ
今回は、三田でグランピングを楽しむために持ち寄りたいアイテムについてご紹介しました。
とくに三田だから必須というものでもないですが、その土地の良さや特徴を知っておくと、グランピングの楽しさも倍増するので、ぜひ行く前に自分にベストな情報を揃えてみてくださいね。