
駐車場を降りると、店内から漂うクッキーの香り。いきいきとしたウェルカムグリーン。見るだけで心が躍るスイーツの数々。目も鼻も心も”ワクワク”を感じる洋菓子店「ランプリール・オクシジェーヌ」は、創業10年を迎えました。今回は地域に根差したこちらのお店に取材に伺いましたよ♪
道場南口駅すぐの場所に建つ「ランプリール・オクシジェーヌ」。2004年にオープンしたこちらのお店は、訪れる人々にホッとする時間・空間を提供してくれる洋菓子店です。今回ご紹介する道場店のほかに、鈴蘭台本店・コアキタマチ店と神戸市北区内に3店舗を展開している、地元住民に愛されているお店です。
今回ご紹介するのは「ランプリール・オクシジェーヌ・アンティム」(道場店)。場所は神戸市北区道場町。神戸電鉄 道場南口駅の改札を出ると右手にお店が見えます。通勤帰りに寄って帰れる立地が嬉しいですよね。もちろん駐車場も完備。
「お菓子を通して、地域の方々と一緒に素晴らしい絵を」

「ランプリールは白いキャンパスで、お菓子という絵筆を使って、地域の方々と一緒に素晴らしい絵を描いていきたい」と、お菓子作りの思いを話すオーナー。フランス語で「酸素で満たす」という意味を持つ「ランプリール」の店名は、訪れてくださる人々の心がホッと安らぐようにという思いからつけられたそう。洗練された逸品の中に、どことなく懐かしさを感じるスイーツを求めに、老若男女問わず幅広い世代の方が足を運んでいます。
素材にこだわり、素材の良さを最大限に生かしたお菓子作り

ショーケース内には、煌びやかで可愛らしいケーキがズラリ。見るだけで幸せになる「ランプリール」のケーキは、見た目もさることながら、味には特別なこだわりが。農家さんと提携を結び、旬のフルーツや厳選された素材を直送で仕入れるなど、素材の味を生かすスイーツを目指しています。その中で、懐かしさを感じる”素朴感”や、新鮮さを感じる”新しさ”のバランスをとりながら、多くの方に楽しんでもらえる商品を作り続けているそうです。

なかでも「シェフの思い出」という名前が付けられたこちらのケーキ。スポンジの口どけ、後に引く甘さの生クリームなど、「ランプリールらしさ」を追求し、オーナー自身が何度も試作を重ねた自信作。シンプルだが「もっと食べたい」と思わせる今一番人気のお菓子。
”幸せを運ぶお菓子”も店頭に並ぶ

ケーキ以外の焼き菓子も充実しているランプリール。なかでも「ポルポローネ」と呼ばれるクッキーは、ランプリールのイチオシ商品。発祥地のスペインでは「幸せを運ぶお菓子」として親しまれており、口に入れて”3回お菓子の名前を唱えると、幸せになれる”という言い伝えがあるそう。サクサク・ホロホロとしたくちどけの良い食感が特徴です。
カフェスペースでゆったりとしたカフェ時間を

店内にあるカフェスペースは32席。店内に並ぶケーキや焼き菓子などをいただくことができますよ。また、イートインでいただける珈琲は、提携の自家焙煎工房で、お店の洋菓子に合うような味にオリジナルブレンドされたものを使用しています。

またカフェメニューとしては、ソフトクリームも人気の一品。独自にブレンドしたソフトミックスが使用されており、しっかり乳味感も感じてもらいながら、あっさりとした味わいが特徴です。ケーキをご注文の方には、ミニソフトクリームがいただけるサービスも。ゆったりとした空間の中で、ほっと一息が付ける贅沢時間を過ごすことができますよ。
また行きたいと思ってもらえるお店に
「ランプリール」のお菓子は甘さが控えめなところがポイント。「ケーキを食べ終わった後に、もう少し食べたいな」と思ってもらえるよう、絶妙な満足感を追求。落ち着くインテリアや心地の良い接客なども含め「また行きたい」と思ってもらえるようなお店作りを目指しています。

入口の木々はあえて剪定を行わなず、雑木林のようなイメージに。緑を抜け入店すると見える、スイーツがズラリと並んでいる光景は、大人もワクワクした気持ちにさせてくれる。


「目まぐるしい日々の喧騒を忘れさせてくれる。日常の中の非日常。まるで「心の呼吸」ができるような、ホッと安らぐ空間・時間・お菓子・サービスをこれからもお客様にご提供できるよう努めてまいります。」